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有限会社 測温工業

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保護管型熱電対

熱電対素線を金属または非金属保護管に挿入し、碍子、端子、その他付属部品などと組み合わせて使用します。製品形状につきましては、製品図面を参照ください
check_box 熱電対素線の使用温度
熱電対素線は、外径によって測定温度は変わることはありま せん。しかし素線を高温雰囲気においたとき、劣化による起電力低下や、伸縮により断線する時間は、素線 の外径と大きく関係があります。そのため、温度センサーとして適当な耐久性を持たせるためには、使用温 度と素線外径を考慮する必要があります。弊社では下記の数値を参考に、素線外径を選定しています。
種類 素線径(mm) 使用温度(℃) 使用限界温度(℃)
B 0.5 1500 1700
R・S 0.5 1400 1600
K 0.65 650 850
1.0 700 950
1.6 850 1050
2.3 900 1100
3.2 1050 1200
E 0.65 450 500
1.0 500 550
1.6 550 650
2.3 600 750
3.2 700 800
J 0.65 400 500
1.0 450 550
1.6 500 650
2.3 550 700
3.2 600 700
T 0.32 200 250
0.65 200 250
1.0 250 300
1.6 300 350
check_box 熱電対素線の応答速度
素線の外径は太いものは 機械的な強度は強くなりますが、応答速度は遅くなります。また細くなると、応答速度は速くなりますが、機械的強度は弱くなります。下図は素線外径に対する応答速度を表したものです。 ※数値は素線単体の測定のため、製品の形状にした場合、応答速度はもう少し遅くなります ※実験結果は弊社独自の見解ですので、製品のすべてのスペックを保証するものではありません
熱電対素線径

金型(110℃設定)

温接点接地測定

測定温度:25℃→100℃

電気炉(110℃設定)

挿入長:200㎜(非接地測定)

測定温度:25℃→100℃

K φ0.65 20秒 1分33秒
K  φ1.0 28秒 2分12秒
K φ1.6 35秒 4分03秒
K φ2.3 1分22秒 5分14秒
K  φ3.2 2分18秒 7分54秒
check_box 保護管型熱電対の絶縁物
熱電対素線を保護管へ挿入する際は、保護管の内壁や、温接点以外で素線どうしが接触しないように、十分に注意することが大切です。弊社では絶縁物として下記のようなものを使っています。またこれらは保護管型測温抵抗体を 製作する場合も使用します。
名称 使用・耐熱温度 特徴
酸化マグネシア 1370℃

粉末状

PS-0 1800℃

再結晶アルミナ緻密質碍子

HB 1500℃

ムライト緻密質碍子

S 1550℃

アルミナ+ムライト多孔質碍子

MG-20 1700℃

マグネシア緻密質碍子

ZR-11 1750℃

ジルコニア緻密質碍子

エピコート  

エポキシ系樹脂

P-2 -30℃~+180℃

ポリエステル系樹脂

NP-50 -30℃~+300℃

ポリエステル系樹脂  高温用

EA-2A -269℃~+50℃

エポキシ系樹脂 極低温用

アロンセラミックC 1200℃

シリカ系接着剤 緻密質(常温)

シリカジルコンセメン ト 1400℃

多孔質セメント 

ジルコニアセメント 2400℃

高温用多孔質セメント

ポリイミド -269℃~+400℃

樹脂チューブ

テフロンPFA -200℃~+260℃

樹脂チューブ

ガラス繊維 250℃

繊維質チューブ

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